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MESSAGEメッセージ

松島 綱治 教授からのメッセージ

私達の教室は、サイトカイン並びに白血球走化性因子ケモカインという分子ウィンドウ(窓)を通して炎症・免疫反応の機序を解明し、炎症・免疫疾患の新規予防、病態改善、治療戦略を提供することを目指している。
アカデミアにおける研究職は、おそらく最も創造的で自由度のある仕事であると思うが、当然社会との関わりを持ちながら研究活動を行うが故に、常識と良い仕事をするという自覚を持って研究に励んでほしい。

RESEARCH研究

RESEARCH 01

慢性炎症・線維化
プロジェクト

私達は、線維化疾患の本質を細胞間ネットワークの恒常性破綻と捉え、線維化臓器を時空間的な視点から1細胞レベル・1細胞トランスクリプトームレベルの解像度で解析し、新規治療戦略を見出したいと考えています。
RESEARCH 02

B型肝炎ウイルス
プロジェクト

HBVは、感染後の完全な排除が困難な、毎年68万人以上が死亡するB型肝炎の原因ウイルスです。私達は、HBVを体内から排除可能な新規低分子化合物の発見を目指した創薬開発研究を行っています。
RESEARCH 03

がん
プロジェクト

私達は、マウスで坑CD4除去抗体の強力な抗腫瘍効果を見出し、2018年、固形がん患者でのヒト型化抗CD4抗体の第I相臨床治験を進めると共に、新規複合免疫療法の開発やメカニズムの解明を行っています。
RESEARCH 04

ケモカインシグナル制御
プロジェクト

私達は、免疫細胞遊走に関与する新規ケモカイン受容体会合分子「フロント」を同定し、その分子制御メカニズムに関する基礎研究と、それら成果に基づく、がん・慢性炎症性疾患に対する創薬開発研究を行っています。
RESEARCH 05

移植片対宿主病
プロジェクト

白血病などに対する同種造血幹細胞移植療法の予後不良の大きな一因として、ドナーT細胞を原因とするGVHDがあります。私達は、GVHDに伴う免疫不全の発症機序を、各種マウスモデルを用いて解析しています。