松島綱治教授が2021年度武田医学賞の受賞者に決定されました
松島綱治教授が2021年度武田医学賞の受賞者に決定されました。 (研究業績 : ケモカインの発見による白血球浸潤機序の解明と創薬への貢献) 松島教授は、様々な急性炎症モデルにおいて CXCL8 が炎症組織への好中球浸潤に、慢性炎症モデルにおいて CCL2 が単球浸潤に関わり、これらの阻害により臓器障害を防止できることを明らかにしました。さらに、CCR4 が成人 T 細胞白血病(ATL)細胞に選択的に発現することを見出し、抗CCR4抗体がATL の治療薬として承認されました。このように、炎症に伴う白血球浸潤機序を解明し、それを基盤とした創薬開発研究と生命科学研究、医学研究に大きく貢献しました。
贈呈式は11月に行われます。
大変おめでとうございます!